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当社は、前身である相武自動車(株)が1921年に設立して以来、100年を超える長きにわたり地域の皆様とともに歩んでまいりました。
現在、神奈中グループは、「神奈中バス」として皆様に親しんでいただいている乗合バス事業を中心に、不動産事業、自動車販売事業など、地域に密着した様々な事業を展開しております。
当社グループを取り巻く事業環境は、少子高齢化や人口減少などの影響により、先行き不透明な状況にあります。特に乗合バス事業では、新型コロナウイルス感染症を契機とした新しい生活様式の定着などにより、コロナ前の旅客需要には戻らないことが想定されております。また、持続可能な社会の実現に向けて、カーボンニュートラルやSDGsなど、企業のESG(環境、社会、ガバナンス)への取り組みがより重要視されております。
このような状況のもと、当社グループが更なる成長を志向するためには、乗合バス事業を中心として、多様化するお客様ニーズに合わせたビジネスモデルを構築し、新たなサービスの創造に挑戦していかなければなりません。そして、ESGの視点に立った経営を進め、企業価値の向上に努めるとともに、ステークホルダーの皆様からの「信頼」を高めていく必要があります。
2021年4月に策定いたしました「神奈中グループ中期経営計画(2021年度~2023年度)」では、将来に向けて更なる成長を遂げるため、「多様化するお客さまニーズに応え続けるために、時代の変化に柔軟に対応し、新たなサービスの創造に挑戦し続ける」を当社グループのありたい姿に掲げ、(1)持続的な成長を支える基盤づくり、(2)モビリティサービスの変革、(3)「ゆたかなくらし」への貢献、を重点課題として取り組んでおります。
神奈中グループは、経営理念である「お客さまの『かけがえのない
取締役社長
今井 雅之