社会人的資本への取り組み Human Capital
基本方針
当社グループ経営理念および行動指針のもと、地域社会の課題解決に取り組み、ステークホルダーとの共創を通じて新しい価値を創造し「持続可能な社会の実現」と「持続的な企業価値の向上」を目指すため、多様性の確保に向けた取り組みを推進しております。
〈行動指針〉
お客さまのために、私たちは、
・一人ひとりが会社の顔としての自覚をもち、今日の仕事をやり遂げます。
・相手のことを理解し、協力して互いにとって「よりよい答え」を見つけます。
・何事にも信念をもって取り組み、積極的に挑戦します。
推進体制
当社グループでは、人的資本経営を推進するために、取締役社長を委員長とする「人財戦略委員会」を設置するとともに、下部組織の「人材育成」「社内環境整備」「健康経営推進」の3つの分科会を中心に課題解決に取り組んでおります。また、2025年4月の機構改革で人事部に「人財戦略担当」を新設し、「多様な人材が活躍できる職場づくり」のスピードを加速させております。

(1)人材育成
安全で安心なサービスを提供しお客さまのニーズに応えて新たなサービスを創造するために、課題解決やスキルの向上に取り組み、持続的な成長に資する人材の採用・育成を進めております。
| 人材の採用 |
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|---|---|
| 人材の育成と研修 |
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| 社内コミュニケーション |
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(2)社内環境整備
多様な人材が活躍する働きがいのある職場を目指し、女性・障がい者・シニア世代・外国人など、様々な属性の従業員がその特性に応じた働き方で能力を発揮することによって成長が実現できるように、職場の風土づくりをはじめとした社内環境の整備を進めております。また、仕事と育児介護の両立を支援する取り組みについては特に重要なテーマと認識し、各種休業制度を整備し取得を促進しております。
| 多様な人材が活躍する環境整備 |
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|---|---|
| 働きやすい労働環境の整備 |
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(3)健康経営の推進
安全で安心なサービスを提供するために、各種健診の受診により健康管理を徹底するなど、従業員の心身の健康づくりの支援を進めております。こうした取り組みにより、健康に起因する事故を防止するとともに、プレゼンティーイズム・アブセンティーイズムの低減による生産性の向上を図っております。また、2024年3月には、従業員のウェルビーイングの実現に向けて経営トップが「健康経営宣言」を発出し、健康意識の高揚を図っております。
| 健康経営の推進 |
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|---|
| 区分 | 項目 | 2024年度 (実績) |
2026年度 (目標) |
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|---|---|---|---|---|---|
| 人材の多様性の確保 | 女性労働者の割合 | 運転職 | 0.8% | ▶ | 3.0% |
| 整備職 | 0.7% | ▶ | 1.0% | ||
| 事務職 | 28.6% | ▶ | 30.0% | ||
| 女性管理職比率(係長職以上) | 2.5% | ▶ | 7.0% | ||
| 男女間賃金格差(正規雇用労働者) | 76.5% | ▶ | 80.0% | ||
| 労働環境の整備 | 有給取得率 | 運転職 | 78.3% | ▶ | 90.0% |
| 整備職 | 75.8% | ▶ | 90.0% | ||
| 事務職 | 60.1% | ▶ | 90.0% | ||
| 男性従業員の育児休業取得率 | 66.7% | ▶ | 85.0% | ||
(注)当社の取り組みが当社グループに属する全ての企業において行われてはいないことから、連結グループにおける主要な事業を営む会社単体(当社)の指標および目標の開示をしております。